読書って座って静かにしているだけなのに、なぜか終わったあと「疲れたな」と感じること、ありませんか?
実は、読書中には意外とたくさんのカロリーが消費されているんです。

脳は体の中でもトップクラスにエネルギーを使う臓器なんです!
この記事では、「読書 カロリー消費 なぜ?」という疑問に対して、科学的な視点からわかりやすく解説します。
ちょっとした健康効果や、他の活動との比較も紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください!
- 読書でどのくらいのカロリーが消費されるのか
- なぜ読書でカロリー消費が起きるのか
- 読書でのダイエット効果のポイント
読書でカロリーが消費されるって本当?


読書は少しだけですがカロリーを消費します。
じっとしているだけのように見えて、脳はフル稼働しているからなんです。
どのくらいのカロリーが消費されるの?
目安として、読書を1時間するとおよそ「30~50kcal」ほど消費されると言われています。
これは体重や集中の度合いによって変わります。
たとえば、以下のような例が参考になります。
- 軽い読書(雑誌や小説)→ 約30kcal/時
- 集中して読む(勉強・専門書など)→ 約50kcal/時



ちなみに、これはおにぎり1個(約180kcal)の1/3〜1/2程度です!
ソファで寝転がっているよりはずっとエネルギーを使っています。
実際の研究や報告もある
アメリカのある研究によると、脳を使う活動は意外とカロリーを消費することが分かっています。
特に集中力が必要な読書や勉強では、脳の働きが活発になるため、安静時よりも代謝が上がるそうです。
つまり、読書はただの娯楽じゃなく、脳の「軽い筋トレ」みたいなものなんですね。
なぜ読書でカロリーが消費されるの?


読書でカロリーが消費されるのは、脳がたくさん働いているからです。
実は脳って、見た目以上にエネルギーを使う器官なんです。
脳は全身の中でもエネルギー消費が多い
人の脳は、体重のたった2%しかありません。
でも、なんと全体のエネルギーの約20%を消費していると言われています。



何かを考えたりするだけで思った以上にエネルギーを使っているんですね!
読書中の脳はフル回転!
読書中、脳はさまざまな働きをしています。
- 文字を認識する
- 意味を理解する
- 登場人物や状況をイメージする
- 前後の文脈をつなげる
これらを同時にこなしているので、脳の中ではものすごい処理が行われているんです。
特にストーリー性のある小説や、専門的な知識が詰まった本は、想像力や理解力がフル稼働します。
「集中」がエネルギーを使うポイント
ただ読むだけでなく、「集中すること」もカロリー消費のポイントです。
集中すると脳の活動量が増えるので、消費エネルギーもアップします。
逆に、なんとなく読み流しているだけだと、そこまで消費はされません。
だから、読み応えのある本を選ぶとより効果的です。
読書と他の活動のカロリー消費を比べてみた


では、他の活動と比べてどのくらい違うのでしょうか?
ここでは、いくつかの活動と読書を比較してみます。
比較①:読書 vs 映画視聴 vs 何もしない
活動内容 | 消費カロリー(1時間) |
---|---|
読書 | 約30~50kcal |
映画を観る | 約20~30kcal |
何もしない(安静) | 約15~20kcal |
映画もある程度脳を使いますが、読書ほど集中力や想像力は必要ありません。
また、ぼーっとしている時間は、やはり消費も最小限です。
比較②:読書 vs 他の知的活動
活動内容 | 消費カロリー(1時間) |
---|---|
読書(集中) | 約50kcal |
勉強(試験勉強など) | 約60~80kcal |
パズル・クイズ | 約40~60kcal |
勉強やパズルも、脳をフル活用するので消費カロリーは高めです。
でも、読書は「楽しみながらできる」という点で続けやすいのがメリットです。
読書で痩せられる?ダイエット効果はあるのか


「読書で痩せるなんて本当?」と思う人も多いかもしれません。
結論から言うと、直接的なダイエット効果は少ないですが、間接的には効果がある可能性があります。
カロリー消費は小さいけれど無駄じゃない
前にも紹介した通り、読書で消費されるカロリーは1時間で約30~50kcalほど。
これはウォーキング数分分くらいなので、これだけで痩せるのは難しいです。
でも、「読書をしている間は間食しない」など、無意識に余計なカロリーを取らずに済むという効果はあります。



集中して時間を忘れてご飯の時間まで待つ!
ストレスによる食欲を抑えられる
ストレスがたまると、ついお菓子に手が伸びたりしませんか?
読書には、ストレスをやわらげる効果があると言われています。
リラックスできる本を読むことで、心が落ち着き、食べすぎや無駄な間食を防げるんです。
夜の読書は睡眠の質にも効果的
寝る前にスマホを見ると、脳が刺激されて眠れなくなることがあります。
でも読書なら、自然にリラックスできて、睡眠の質が上がる可能性もあります。
良い睡眠は、体の代謝を整えるうえでも大切です。
読書がダイエットを助ける間接的なポイント
- 間食を減らす
- ストレスを軽減する
- 睡眠の質を高める
- 気分転換になり、習慣を整えやすくなる
直接的な「運動」ではないですが、読書には健康的な生活をサポートする力があるんです。
読書を日常に取り入れて健康にも効果を


読書は知識を深めるだけでなく、心と体の健康にも良い影響を与えてくれます。
せっかくなら、日々の生活に無理なく取り入れたいですよね。
読書は「知的好奇心」と「健康」の両方に効く
読書は新しい知識や考え方に出会える楽しい時間です。
それと同時に、
- 脳を活性化させる
- ストレスをやわらげる
- 集中力を高める
などの効果があるので、心のエクササイズにもなります。
楽しみながら続けられるので、習慣化しやすいのもポイントです。
まとめ
読書中は理解・想像・記憶などの複雑な処理をしているため、カロリーを消費するのです。
もちろん運動のように大量には消費しませんが、集中力やストレスの軽減など、間接的に健康にもいい影響があります。
スマホを触る時間を少しだけ読書に変えるだけでも、体と心のリフレッシュにつながるかもしれませんよ。
ぜひ、今日から“読書でちょっと健康習慣”、始めてみてください!