健康で長生きしたい――そんな願いは誰もが持っていますよね。
しかし情報があふれる今、「結局どの本を読めばいいの?」と迷ってしまうことも。
そこで今回は、食事・運動・メンタル・生活習慣など、おすすめの健康本を23冊ご紹介します。
実践しやすく、人生を変えるヒントが詰まった一冊がきっと見つかるはずです。

健康づくりのヒントになれば嬉しいです!
- 様々なジャンルから厳選したオススメ健康本23選
- それぞれの本の概要とどんな人にオススメか
【食事・栄養編】おすすめ健康本


健康の基本は「毎日の食事」から始まります。
どんなに運動していても、睡眠をしっかり取っていても、食事のバランスが崩れていれば体はうまく機能しません。
ここでは、栄養の基礎知識から最新の科学に基づいた食事法まで、現代人が知っておきたい食と栄養の本を5冊ご紹介します。
①医者が教える食事術 最強の教科書(牧田善二)
糖質制限を軸に、「何を食べるかで人生が変わる」と説く一冊です。
医師として多くの患者と向き合ってきた著者が、エネルギー効率や老化予防の視点から、体に良い食事法をわかりやすく紹介しています。
脂質やタンパク質のとり方、加工食品やコンビニ食の選び方にも触れられており、忙しい現代人にも取り入れやすい内容です。
- 糖質制限に興味がある人
- 年齢とともに体調が気になってきた人
- 忙しくても健康的に食事をしたい人
②世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事(津川友介)
「何を食べれば健康になれるのか?」を論文ベースで解説した信頼性の高い一冊です。
オリーブオイル・魚・ナッツ・野菜・フルーツ・全粒穀物といった、体に良いとされる食品をシンプルに紹介。
逆に「食べない方がいい食品」についてもデータをもとに解説されており、判断しやすい内容です。
専門用語も少なく、誰にでも読みやすい構成になっています。
- 情報の信頼性を重視したい人
- 食事改善をしたいけど、難しい理論は苦手な人
- 健康的な食生活をシンプルに続けたい人
③「空腹」こそ最強のクスリ(青木厚)
16時間断食=「プチ断食」の健康効果を紹介したベストセラーです。
食事をとらない時間をあえて作ることで、体の中で「オートファジー」という細胞の修復機能が働くことがわかってきました。
この本では、その仕組みと効果、そして日常生活でどう実践するかが丁寧に解説されています。
著者自身の体験談も豊富で、親しみやすく読める一冊です。
- 食べ過ぎや胃もたれに悩んでいる人
- ダイエットに取り組みたい人
- 空腹をうまく活かして健康を保ちたい人
④食べる投資 ハーバードが教える世界最高の食事術(満尾正)
ハーバード大学で栄養学を学んだ医師が、「未来の自分に投資する」という観点から食事の重要性を解説します。
ただ食べるだけでなく、老化や病気を防ぎ、パフォーマンスを上げるための食材選びや調理法がまとめられています。
高価なスーパーフードに頼らず、手に入りやすい食材で実践できるのも魅力です。
- 健康と仕事のパフォーマンスを両立したい人
- 将来の病気予防を意識した食生活を目指す人
- 栄養の知識を体系的に学びたい人
⑤老けない人は何を食べているのか(森由香子)
加齢とともに気になる「見た目」と「体内年齢」。
この本では、アンチエイジングに効く食事・栄養素・習慣がわかりやすくまとめられています。
管理栄養士の視点で、肌・髪・内臓の若さを保つための工夫が満載です。
レシピや献立例も載っており、すぐに取り入れやすい内容です。
- いつまでも若々しくいたい人
- 食事で老化を予防したい人
- アンチエイジングに興味がある人
【運動・フィットネス編】おすすめ健康本


運動は、体を鍛えるだけでなく、心にも良い影響を与えてくれます。
でも、きつい運動や続かないトレーニングでは意味がありませんよね。
ここでは、手軽に始められて、効果もしっかり期待できる運動・フィットネス系の本を紹介します。
⑥死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい(小林弘幸)
「健康寿命を延ばす鍵はスクワットにある」と説く一冊です。
医師であり自律神経研究の第一人者でもある著者が、スクワットの効能や正しいやり方を丁寧に解説。
テレビを見ながらでもできる簡単な方法なので、運動が苦手な人にもおすすめです。
足腰の筋力は年齢とともに落ちていくので、今から始める価値ありです。
- 将来寝たきりになりたくない人
- 運動初心者や高齢者
- 自宅で手軽に体を鍛えたい人
⑦超筋トレが最強のソリューションである(Testosterone)
筋トレは「すべてを解決する!」という情熱あふれる一冊です。
筋トレによってメンタルが安定し、自信もつき、人生が前向きになるという著者の哲学が炸裂。
専門的な知識よりも、モチベーションが上がる言葉が満載で、読んだその日から動きたくなる内容です。
- モチベーションを上げたい人
- 筋トレを始めたいけど一歩踏み出せない人
- 前向きな気持ちを取り戻したい人
⑧長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい(槙孝子)
運動が苦手な人にこそ読んでほしい一冊。
体の「第二の心臓」とも呼ばれるふくらはぎをほぐすことで、血流が改善され、冷えやむくみも和らぐと紹介されています。
毎日数分のセルフケアで、体の内側から健康になれるヒントが満載です。
- 冷え性やむくみに悩んでいる人
- デスクワーク中心の生活をしている人
- 運動が苦手だけど何か始めたい人
⑨一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書(Yu Suzuki)
運動だけでなく、食事・睡眠・生活習慣まで含めた「人間の本来の健康」を取り戻すパレオ式健康法を紹介。
運動面では、筋トレや日常の動きの中でできる簡単な習慣を推奨しており、無理なく続けやすい内容です。
原始的でシンプルな生活を軸にした新しい視点の健康本です。
- ダイエットに失敗しがちな人
- シンプルな生活習慣を目指したい人
- 健康全体を見直したい人
⑩運動脳(アンデシュ・ハンセン)
スウェーデンの精神科医が書いたベストセラーで、「運動が脳にどう良い影響を与えるか」を科学的に解説しています。
ストレス解消や集中力アップ、うつ予防にも運動が有効だと知れば、「体を動かそう」という気持ちになれるはず。
運動を“心の薬”としてとらえる新しい視点が魅力です。
- メンタルや集中力に悩んでいる人
- 勉強や仕事のパフォーマンスを上げたい人
- 科学的な裏付けを求める人
【メンタル・睡眠編】おすすめ健康本


ストレス社会といわれる現代。
心の健康や睡眠の質は、体以上に大切かもしれません。
ここでは、メンタルケアや快眠をサポートしてくれるおすすめの健康本を紹介します。
⑪スタンフォード式 最高の睡眠(西野精治)
「最初の90分が、眠りの質を決める」と提唱する快眠メソッドの決定版です。
睡眠研究の第一人者である著者が、眠りのメカニズムや深部体温の調整方法などを科学的に解説しています。
寝ても疲れが取れない人、睡眠の質に悩んでいる人には特におすすめです。
- ぐっすり眠れないと感じている人
- 睡眠の質を改善したい人
- 朝すっきり目覚めたい人
⑫ブレイン メンタル 強化大全(樺沢紫苑)
脳・メンタル・体のコンディションを整えるための「習慣ハック」が学べる一冊。
食事・運動・睡眠・ストレス対策まで、幅広い視点でまとめられており、まさに現代人の健康バイブル。
100の実践法が紹介されていて、気になるところから少しずつ試せます。
- 自律神経の乱れを感じる人
- 心と体のバランスを整えたい人
- 習慣を見直して心身をリセットしたい人
⑬睡眠こそ最強の解決策である(マシュー・ウォーカー)
世界的な睡眠研究者が書いたベストセラー。
「なぜ眠らなければならないのか?」を科学的に深掘りしながら、睡眠不足が健康に与える影響や、理想的な睡眠習慣を解説します。
情報量は多いですが、しっかり読めば人生観が変わるほどのインパクトがあります。
- 睡眠を軽く考えていた人
- 睡眠不足に悩んでいる人
- 科学的な根拠で理解したい人
⑭自律神経を整えるぬり絵(小林弘幸)
なんと塗り絵で自律神経が整う!?と話題になった一冊。
医学的な理論に基づき、心を落ち着かせる色や形が設計されており、ストレス解消・リラックスに効果的です。
「何も考えずに手を動かす」ことで、自然とリラックスできるようになっています。
- 手軽にリラックスしたい人
- 頭を空っぽにしたい人
- スマホや情報に疲れている人
⑮休む技術(西多昌規)
「疲れたら休む」…それができない現代人のための「休息のスキル本」です。
短い昼寝の取り方や、休憩時間の質を上げる方法など、働きながらでも実践できる工夫が満載。
サボるのではなく“脳を休める”ための考え方が学べます。
- つい働きすぎてしまう人
- 頭が休まらないと感じている人
- 生産性を上げたいけど疲れている人
【生活習慣・予防医学編】おすすめ健康本


病気になる前に防ぐ「予防医学」と、日々の行動を整える「生活習慣の改善」は、健康長寿のカギです。
ここでは、体にやさしく、未来の自分を守るためのヒントが詰まった本を紹介します。
⑯病気にならない生き方(新谷弘実)
「病気は偶然ではなく、生活習慣の結果」と語る著者が、腸内環境・食習慣・ストレスなどの重要性を説いた一冊。
40年以上にわたって内視鏡診療を続けてきた経験から、健康の本質をわかりやすく伝えてくれます。
シンプルながら深い内容で、生活を見直すきっかけになります。
- 健康を「守りたい」と考える人
- 腸内環境や免疫力に興味がある人
- 自然な健康法を取り入れたい人
⑰50歳からは炭水化物をやめなさい(藤田紘一郎)
腸内細菌と長寿研究の第一人者が、中高年向けに炭水化物とのつきあい方を解説した一冊。
炭水化物が血糖値や内臓脂肪に与える影響に触れ、健康的に食習慣を見直すヒントが得られます。
糖質を極端に減らすのではなく「賢く減らす」実践方法が紹介されています。
- 中年期からの健康が気になる人
- 糖質制限にチャレンジしたい人
- 生活習慣病の予防をしたい人
⑱すごいストレッチ(崎田ミナ)
ストレッチの効果を「イラスト×解説」でわかりやすく伝える人気シリーズ。
肩こり・腰痛・疲労回復・姿勢改善など、体の不調を毎日の“ちょっとした動き”で解消していく提案がされています。
本が苦手な人でも、図解付きで楽しく取り組めるのがポイントです。
- 体のあちこちに不調を感じる人
- 運動習慣を始めたいけど面倒な人
- スキマ時間にケアしたい人
⑲最高の体調 ACTIVE HEALTH(鈴木祐)
「現代人の不調は進化のミスマッチにある」とする科学ジャーナリストによるベストセラー。
腸内環境・炎症・睡眠・ストレスなど、幅広い視点で体と心を整える方法が詰まっています。
難しい理論をシンプルに紹介し、習慣に落とし込めるのが魅力です。
- 慢性的な疲れやだるさを感じる人
- 習慣を変えて体調を整えたい人
- 科学的な根拠がある内容を求める人
⑳なぜ「これ」は健康にいいのか?(小林弘幸)
自律神経の名医として知られる著者が、「食事・運動・メンタル」にまつわる健康習慣を解説。
腸の状態やストレス対策、朝の過ごし方など、具体的なテーマごとにわかりやすくまとめられています。
日常の小さな工夫が健康につながることを実感できる一冊です。
- 健康情報に振り回されがちな人
- 簡単に始められる習慣を探している人
- 自律神経の乱れが気になる人
【番外編】健康意識が高まるオススメ本


健康は特別なことではなく、日々の積み重ねによって守られるもの。
ここでは、心身に良い変化が現れる「生活習慣」や「セルフケア」に関する本を5冊紹介します。
無理せず、長く続けられるヒントが満載です。
㉑LIFE SHIFT(ライフ・シフト) 100年時代の人生戦略(リンダ・グラットン)
寿命100年時代において、どのように人生を設計すべきか?という問いに応える一冊。
教育・仕事・老後といった人生のステージを見直すなかで、「健康寿命をいかに延ばすか」が大切であることに気づかされます。
人生設計と健康をリンクさせて考えるきっかけになる本です。
- 将来の健康や働き方に不安がある人
- ライフプランを見直したい人
- 健康を人生設計の軸にしたい人
㉒人生がときめく片づけの魔法(近藤麻理恵)
「片づけ」がテーマの本ですが、心と生活を整えることで、自然と健康的な生活リズムが生まれるという好循環を教えてくれます。
物理的な空間が整うと、メンタルや生活習慣にもポジティブな影響が出るのを実感できます。
- ストレスがたまりやすい人
- 生活が雑然としていると感じる人
- 心と体を同時に整えたい人
㉓嫌われる勇気(岸見一郎/古賀史健)
アドラー心理学をベースに、「他人に振り回されず、自分らしく生きる」ための哲学を学べる一冊。
人間関係や思い込みからくるストレスを手放すことで、心の健康が整い、結果的に体にも良い影響をもたらします。
生き方そのものを見直すきっかけになります。
- 人間関係のストレスに悩んでいる人
- 自己肯定感を高めたい人
- メンタルから健康を整えたい人
まとめ
今回ご紹介した25冊の本は、どれも信頼できる知識と実践的なアドバイスが満載です
本を通じて「知ること」は、自分の健康を守る第一歩。
忙しい毎日だからこそ、自分の体と心に目を向けて、できることから少しずつ生活に取り入れていきましょう。
人生100年時代、いつまでも元気で、自分らしく過ごすために——
あなたにぴったりの一冊が、この記事の中にきっとあるはずです。