「本を読みたいけど、時間がない……」
そう感じている方はとても多いです。
仕事や家事、育児に追われると、読書の時間は後回しになりますよね。
でも実は、読書はたった5分でも効果があるんです。
この記事を読めば、読書が続かないと悩んでいる方もきっと「読んでみようかな」と思えるはず。

まずは気軽に読書をしてみよう!
- なぜ5分の読書が効果的なのか
- 忙しくても続けられるコツ
- 5分読書にオススメな本
読書は5分でも効果があるの?科学的な視点から解説


読書は短時間でも十分に効果があります。
たった5分でも、脳や心に良い変化をもたらすことが、研究でわかっているんです。
読書はストレスを減らす効果がある
イギリスのサセックス大学の研究によると、
たった6分間の読書でストレスが68%も軽減したというデータがあります。
これは音楽を聴く、散歩をするなどよりも効果が高かったそうです。
読書中は物語や文章に意識が集中します。
その結果、心がリラックスし、ストレスホルモンの分泌も落ち着くと考えられています。
脳の活性化にもつながる
読書は、視覚・思考・感情など様々な脳の領域を使います。
たとえ短時間でも、脳をフル活用する良いトレーニングになるんです。



定期的に読書をする人は認知機能の低下が遅くなる傾向もあるんだよ!
「読むこと」そのものが重要
ポイントは、「どれだけ読んだか」より「読むという行動をしたか」です。
ほんの1ページでも、読書スイッチを入れることで、集中力や思考力が刺激されるのです。
5分読書がもたらす具体的なメリットとは?


5分読書には、思った以上にたくさんのメリットがあります。
ここでは、特に実感しやすいものを4つご紹介します。
集中力のスイッチが入る
まず大きいのが「集中のスイッチが入る」こと。
本を開くと、自然と内容に意識が向きます。
これが仕事や勉強への良い準備運動になるんです。
たとえば朝の5分読書を習慣にすると、その後の作業にもスムーズに集中しやすくなります。
小さな成功体験で自己肯定感が上がる
「今日は忙しいけど、5分だけでも読めた!」
そう感じられるだけで、自分にちょっと自信が持てるんです。
小さな行動でも、毎日積み重ねることで「やればできる」という感覚が育ちます。



これが意外と大きな変化につながるんですよ!
習慣化の第一歩になる
短時間でもいいから続ける。
それが習慣になると、気づけば読書の時間が自然と増えていきます。
「5分だけでも読む」ことで、無理なく読書がライフスタイルに溶け込んでいきますよ。
忙しい現代人こそ「小さな習慣」が効く
SNS、メール、スケジュール…現代人の頭はいつもフル回転です。
だからこそ、大きな目標よりも、小さな行動を積み重ねることが効果的なんです。
「5分読書」は、まさにそんな“続けやすい一歩”。
無理なく続けられることが、長い目で見て大きな変化になります。
5分で読書効果を高めるコツと読み方


5分という短い時間でも、ちょっとした工夫で効果はぐんとアップします。
ここでは、効率よく読書を楽しむための4つのポイントをご紹介します。
本の選び方がカギ
短時間読書では、本のタイプ選びがとても大事です。
以下のような本がおすすめです。
- 短編小説やエッセイ
- 1話完結の実用書やコラム集
- 要点が明確な自己啓発書
「区切りのいいところで読み終えられる本」を選ぶことで、読みきった感が得られ、満足度もアップします。
こちらでも自己啓発書やエッセイなどを紹介しているので良かったら見てみてください。
タイマーを使った「スプリント読書法」
時間を意識すると、集中力が高まります。
おすすめは「スプリント読書法」。
- タイマーで5分をセット
- その間だけ全集中で読む
この方法ならダラダラ読むことがなくなり、わずかな時間でも達成感が得られます。



意外と読めちゃうし、もう少し読みたいってなりやすい。
気になったフレーズはメモして残す
読んでいて「おっ」と思った言葉や表現、ありますよね。
そうしたものはスマホのメモや付箋にメモしておくのがおすすめです。
あとから見返すことで、記憶に残りやすくなるうえ、「読書ノート」ができていく楽しさもあります。
一言メモを残すと満足度アップ
読書の最後に、1行だけ「感想メモ」を書いてみましょう。
- 「この話、朝読むと元気出るな」
- 「○○って考え方、取り入れてみたい」
こういった一言でも、思考が整理されますし、自分の成長も感じられるようになります。
スキマ時間でできる!おすすめ5分読書の実践シーン


読書に特別な時間はいりません。
ちょっとした「スキマ時間」を活かすことで、毎日の中に自然と読書が入り込んできます。
ここでは、5分読書にぴったりなシーンをご紹介します。
日常にこんな読書タイムを
- 朝の身支度の前後:頭がすっきりしていて、読書に最適です
- 通勤電車やバスの中:移動時間を有効活用
- 昼休みの食後:スマホを手に取る代わりに本を開く
- 寝る前の5分:リラックス効果もあり、睡眠の質も上がります
これらの時間帯は、意識すれば誰でも作れる「読書チャンス」です。
読書アプリでさらに手軽に
忙しいときほど、手軽さが大事。
スマホ1つで読書できるアプリを使うのもおすすめです。
- Kindle:電子書籍の定番。いつでもどこでも読書OK
- Audible:耳で聞く読書。家事や移動中にぴったり
- flier(フライヤー):ビジネス書を10分で要約して読める
こうしたツールを使えば、重たい本を持ち歩かなくても、5分の読書がすぐにできます。
こちらでは無料体験ありの各サブスクサービスを紹介していますので見てみてください。


気軽に「本を開くだけ」でもOK
「読まなきゃ」と思うと、ハードルが上がりますよね。
でも大事なのは、「読書モードに入る」ことなんです。
たとえば…
- 1ページだけ読む
- 表紙を眺める
- 目次を眺めて気になる項目を開く
これだけでもOK!



まずは気軽に本を手に取ることから始めましょう!
5分読書におすすめの本5選


ここでは、忙しい日常でもサクッと読めて、「読んでよかった」と思える本を5冊ご紹介します。
どれも5分ずつ読んでも楽しめる構成になっているので、ぜひチェックしてみてください。
①1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365(デイヴィッド・S・キダー)
1ページずつ完結する構成で、まさに「5分読書」に最適。
歴史、科学、芸術など幅広いジャンルを網羅していて、読書を習慣化したい方にぴったりの一冊です。
②モモ(ミヒャエル・エンデ)
物語仕立てで読みやすいのに、時間や人生について深く考えさせられる名作。
1章ごとに区切りがよく、寝る前の読書にぴったりです。
③Think clearly(ロルフ・ドベリ)
1トピックごとに独立したエッセイ形式。
読みやすく、しかも人生のヒントが満載。
どこから読んでもOKなのが魅力です。
④ツレがうつになりまして(細川貂々)
実話をもとにしたコミックエッセイで、気軽に読めて、心がほっと温まる一冊です。
短時間でも読後感が良く、癒しの時間になります。
⑤死ぬこと以外かすり傷(箕輪厚介)
短い文章でテンポよく読める、エネルギーをもらえる一冊。
ちょっと疲れたときややる気を出したいときにおすすめです。
まとめ
読書は「まとまった時間が必要」と思われがちですが、たった5分でも十分に効果があります。
脳が活性化し、ストレスも減り、小さな成功体験が自信につながります。
大切なのは、完璧を目指さずに本を開くこと。
1ページでも、数行でもいいんです。
スキマ時間に読む、アプリを活用するなど工夫すれば、忙しい毎日でも読書は続けられます。





今日から「5分読書」を始めてみましょう!